R5.8.2
それは出来上がった。

ずっと「フュージングでは作れないだろうな」と思っていた【波模様のガラス】

今まで憧れはあったものの
酸素バーナーのガラスでないと
あの美しい波模様は作れないのだろうと。

ある時、ガラスを削るための工具を新しく買った。
しかしそれは、別の用途で使う予定だった。

ふと「これでたくさんの面を研磨したらどうなるだろうか？」と試作をしてみた。

すると、出来上がったガラスは、光と受けてキラキラと、本物の波のように煌めいていた。

これが【RE:pple】のはじまり。

自分でもびっくりした。そして嬉しかった。
自分がずっと作りたかったもの、
作れないと思っていたものが、
自分の手で作れるようになったこと。

そして、この子を世に出すために、名前を決めないと…と思った。

波は入れたかった。
だけど波と名の付くガラスは世の中にたくさんあった。

そして自分なりの造語を作った。

【RE:pple】

さざ波　を意味する「ripple」

繰り返しの意味の「RE:」

繰り返し寄せてくる波のように
角度を変えれば何度でもその煌めきを感じられる

ガラスに閉じ込めた波の光は、
いつでも、何度でも
あなたのそばで輝くことができる

今まで販売していたminneやCreemaでは、この作品が埋もれてしまう

そう思ったので、コンセプトをしっかりと持ったサイトを作ろうと思った。

そのために、BASEを開設しました。

今現在（R5.8月）ではまだRE:ppleシリーズしかありませんが、
長く活動していけば、また何か新しい作品が出来上がるかも知れない

BASEでは、ワタシ（shica）がフュージングで新しい表現を探した先に見つけた
美しいガラスの作品を販売していく予定です。